10月上旬、腹水が目立ってきました。
胃の圧迫感に耐えられないとの事で、遂に腹水を抜くことに。。。
事前にネットで調べていた限りでは、腹水を抜くと一気に体調が悪くなるという記事や、闘病日記を確認していたので、新年を迎える事が私の目標となりました。
北海道の寮から帰省する、私の長男と元気なうちに会わせておきたい!
CARTという、自分の腹水を濾過濃縮して戻す方法もあるそうですが、苦しさに耐えられない様子だったので、免疫療法でお世話になっているクリニックで腹水を抜いてもらいました。
以降、2~3週間に1回の頻度で、12月までの間、腹水を抜くことになります。
腹水を抜くようになった時期から、食べられない日が徐々に増えてきました。具体的には、お蕎麦なども半分程度が精一杯。
腹水を抜くと、血液検査で著しく数値に現れるのが、次の3つです。
・タンパク質が異常に減ります。
・細菌免疫の主役である「好中球」も下がり、免疫力が低下します。
・血中酸素濃度も低下します。
平たくいえば、身体全体が弱ってきます。
腹水を抜いた後は「アルブミン」を点滴で補充しますが、やはり人工的につくられたタンパク質では不十分なのかな。。。
12月にCARTによる治療を検討しましたが、3日間の入院が必要との事で
父が拒んだ為、選択をしませんでした。
読者の皆さんに一つアドバイスができるとすれば、腹水が貯まる前に
いつでもCARTを利用できる体制を整えておいた方が良いかもしれません。
今となっては、CARTを選択した方が良かったのでは?という後悔もあります。