【3月4日】甲子園の初戦が開幕戦に決定。神様からの贈り物。虫垂癌・腹膜播種 ステージⅣとの闘い

父の容態

ほぼ、返事をするのが、”やっと”の状態になってしまいました・・・。

私は反対していたのですが、夜眠れないとのことで、睡眠薬を何度か飲んだそうですが、、、睡眠薬を使用した翌日は、話しかけても意識が朦朧としているような感じです。。。

食事もほとんど摂れないため、嘔吐などは全くなく、たまに水分を摂って、本人が持つ生命力にすがる。そんなイメージでした。医師からは脱水症状のため、臓器内も水分が枯渇しているとの説明がありました。。。

神様からの贈り物②

1日でも早い日を引いて欲しい。という思いが届いたのか、なんと1回戦は開会式に決定!!

奇跡です。1日1日と体力減退が、、、目を当てられない状態だったので、これは、ご先祖さま、神様の最後の贈り物だと、感謝をしながら、私は甲子園へと向かいます。

嫌な予感

息子の試合が終わったら、もしかしたら父との別れが来るのではないか?生きる気力となる目標がなくなるのが恐ろしくなりました。。。1回戦を突破してくれれば、延命につながるのでは?と、このときは願掛けをしていました。

父の寿命まで、あと【20日】。

【2月27日】歩行困難となり、ベッドに寝たきりに・・・。虫垂癌・腹膜播種 ステージⅣとの闘い

父の容態

何とかソファーに座って、TVを視ながら、食事をして、会話をする。という生活を維持してきた父ですが、お風呂で転び、腰を打ってから、ベッドでの生活が中心になる。

食事も、ほぼ喉を通らず、水、アイス(ピノ1個)と、日を追うごとに、さらに痩せていくのがわかります。意識はハッキリしていますが、話しかけても返答のみで、会話までの発展はできません。

この頃、弟一緒にマッサージを。骨と皮になった父の身体に触れると、自分の力不足など、色々な後悔もあり、心が痛む。。。

春の選抜甲子園、抽選会

野球をやっていた父は、高校野球が本当に本当に大好きでした。
私も元球児で卒業した母校を、30年近く経っても毎年毎年、チェックしていました。

今回は孫の高校が選抜に出場する事になったので、もう少し元気であれば、甲子園に駆けつけたかったでしょう。息子は、高校1年生の夏に転校したので高野連の謎のルール「1年間公式戦出場停止」ということで、当然ベンチに入れません。

(高校総体連は、ペナルティ半年なのですが、野球だけが1年間なんです)

神様からの贈り物①

息子からLINE連絡があり、甲子園の外野ノック担当に指名されたとのこと。これにより、背番号をもらった選手とグランドに入るまでの一連の帯同を許されるらしく、息子は興奮気味。父に伝えると、頷くのみでしたが、どことなく嬉しそうな様子。

そして、抽選日を迎えます。

父の寿命まで【24日】

【2月】定期的に千葉へ。虫垂癌・腹膜播種 ステージⅣとの闘い

父の容態

明らかに体調が悪化しはじめ、本人もお風呂に入って痩せ過ぎた身体を見るのが気持ち悪い。と言い始めたのが、この時期でした。

この時期から、週に1度、緩和ケアの先生が自宅に訪問してくれるようになりました。

毎週のように千葉へ

近くに住む弟は、毎日朝晩と帰宅して父の様子確認と、父へのマッサージをしてくれていました。本当に感謝。私も毎週千葉へ訪問する事になります。

1月29日に、息子が寮生活でお世話になっている野球部の春のセンバツ甲子園への出場が決定し、雑誌の集合写真に写っている孫の姿を見て、喜んでくれた顔が忘れられません。

ただ、毎週・毎週、身体が痩せ、歩行も困難になっているのが分かり、見ているのが辛すぎたよ・・・。父ちゃん。。。

孫の高校の甲子園出場をテレビで観る!

「試合の日まで生きていられるかなぁ」「頑張るよ」と、一つの目標に向けて頑張ると宣言してくれたのが、この時期です。まだ意識も会話もハッキリしていて、息子とも直接やり取りをしてくれていました。

なぜか分かりませんが、息子の高校の試合までは、必ず頑張ってくれる。そういう人だった。と確信している自分がいました。

このサイトを更新できなくなった理由

お察しのとおり、父は3月24日に癌との闘いに力尽き、この世を去りました。
ここ最近の記事は、残していたメモ書きを頼りに振り返りながら、投稿しています。

こちらのサイト更新=父の死への歩み。ではないか?と思ってしまい、どうしても更新するモチベーションがあがりませんでした。現実逃避をしていたのかもしれません。

【1月2日】無事に年を越せました。虫垂癌・腹膜播種 ステージⅣとの闘い

父の様子は・・・

食欲が日を重ねるたびに、落ちています。大食家だった父ですが、麺もの、丼もの、寿司など、一人前どろころか半人前がやっとの状態です。

免疫療法の資金もショートした為、あとは、自己免疫力を高める食事しかない。との思いから

色々な免疫の話しをしました。

自己免疫を高めるために

  • 糖質は制限した方が良い
  • 添加物は回避すること
  • 腸内フローラー&腸内環境を整えること

などなどです。

間違った栄養管理

ただ、いま振り返ってみれば「糖質制限」だけは、止めることはできませんでした。

闘病生活を開始した直後に、教わったり、学んだりした知識を伝え、本人も実施してみると発信していましたが、糖質制限だけはどうしても止める事ができませんでした。

元々、糖尿病も患っていたので、お米が大好きでした。振り返ってみれば「食事療法」も間違いだらけでした。20年以上前から、糖尿病で通院していたのですが、カロリーを重視した指導でしたね。脂質に対して、非常にネガティブで「そば」などを選んでいました。

空腹にそばは、血糖値が急上昇して逆効果であるのは、今なら理解していますが、当時はそこまで強く発する事ができませんでした。

↑ 牧田先生の「糖質中毒」や

↑ 宗田先生の「ケトン体が人類を救う」

を、読んでみて我が国の「栄養管理指導」が、いかに間違っているか?また、糖質制限によって癌の発生リスクを低減する事なども知る事ができました。

再会を祈り・・・

痛みはなくても、明らかに弱ってきているのが分かり始めたのが、年始でした。何とか食事で復活できるようにと、癌を克服した方のブログを読み漁り、色々な商品を検討しはじめたのが、年始の休日中の作業となりました。

思い返せば、まだまだ元気だったと感じます。

父の寿命まで「2ヶ月22日」でした。

ケモ(化学療法)を止めました。

前回の腫瘍と腹水の増悪。という結果を受け

効果と副作用のトレードオフの関係を考慮して「止める!」という

判断となりました。


お世話になりました、築地の癌研には『緩和ケア』の体制を紹介して頂き

今後は、免疫療法1本に絞ります。

免疫療法1本と言っても、少量の抗がん剤は利用するので
副作用を最小限にし抑えて、人間が持つ免疫力で癌細胞と付き合っていきます。


ケモを止めているので、食欲や口内炎、声などの副作用はなく
現在は、手足の指の痺れだけが残っています。


● 2021年1月5日:328にまで上昇

● 4月16日:130まで低下

● 5月7日:37まで低下!!

● 6月4日:「29.8」まで低下!!!

● 7月30日:「17.7」まで低下!!!


その他も、

CEA → 1.5
CA19-9 → 5

と、数値上は平常値です。

あとは、癌の症状に効果・作用が働いてくれる事を祈るのみ!


しかし、毎度毎度、お世話になっている某クリニックは生きる希望をもらえる!と
父も元気になります。

生きる気力が一番大切ですからね。


末期がん患者さんの希望になれるように、動きがありましたら
改めて発信していきますね。



免疫治療診察 からの 築地の国立がん研で診察→ケモ

3月24日10時・・・渋谷区内にある某クリニック


某クリニックのK先生曰く

ケモ3ヵ月目で、食欲・血色など「超人レベルの元気さ」
との事でした。(⌒▽⌒)

血液検査の詳細結果では、細かい事は分からないのですが
簡単に言うと


 ・癌を「検知する機能」は ◎
 ・癌を「攻撃する機能」は △


との事でした。


2週間に1回、実施しているケモ前の血液検査ですが
なぜか腫瘍マーカーが項目に存在しないため

K先生も治療進捗の指標が無く、腹水も貯まっている様子がないため、今回は「静観」との事でした。


今後、腫瘍マーカーは定期的に確認したい。

との事で血液を採取して終了。



4月の第1週にCTがあるため
結果次第で4月から免疫治療に着手かなぁ。


その後、私は仕事のため、一度会社に戻り
必要な業務を済ませた後に築地へ。


診察前の血液検査で、腫瘍マーカーの依頼を行い診察へ。


血液検査の項目には、腫瘍マーカーが反映されず・・・
手元の紙で入手できなかった・・・。

ヽ(´Д`;)ノ



築地の主治医の先生曰く、

腫瘍マーカーではケモの効果は計れないとの事・・・。

忙しいのか?

勝手に腫瘍マーカーを依頼したからなのか???


いつもより、サバサバと診察が終了。 

余計な事をしてしまったか?


不安・・・ (T⌓T)


来週、ケモの効果がすこしでもありますように。


そして、免疫治療が開始できますように!


抗癌剤治療の副作用。

抗癌剤治療後、3~5日後に強い腹痛が出るようになってる。

父が言うには、便意を感じると共に痛みが1時間くらい続くらしい・・・。

痛み止めも効かないとのこと・・・


先月も今月も定期的に発生しているので、ちょっと心配・・・。



来週は免疫治療の方針を協議するために、某クリニックに訪問。

希望を持てる1日になることを祈る。

癌の免疫療法でお世話になるクリニックを決めてきました。(自由診療)

渋谷区の某クリニックに決めてきました。


父の意志次第ですが、暫くはケモとの並行となります。

NK細胞免疫療法を中心に検討していましたが、あるクリニックに疑問を抱き、素人なりに調べて、いくつかのクリニックに直接メールをして


「ここが良いかな」と思ったクリニックに、私が代理で訪問し無料相談を受けさせてもらいました。



決めた理由は以下です。


1)「癌との向き合い方」を、とても分かりやすく説明して頂けた。

2)「病体」と戦わず「癌と免疫」の細胞バランスを考慮した治療方針

3)時間・経験と共に成功率が↗(マイナス事例も正直に共有)

4)患者の立場で治療方針を決めていく。という進め方。


私が説明をうけた、その場で父に電話をし、次回のケモや諸々の都合を考慮して、翌日に来てもらいました。



どこのクリニックでも

 ・患者さん個々の状態で効果のある・なしは当然です。

 ・「残念ですがダメでしたね。患者さんによって効果は異なりますので」と伝えて終わり。でも仕方がないと思います。



今回、決定したクリニックの先生は

当然ながら効果を得られなかった結果・経験も持たれていますが


個々の状態で「効果が出なかった」ケース毎の原因を調べて・実際に試してみて、経験を積み重ね、成功率を少しずつ高めている。とのコトでした。


実際のところは、まだ分かりません。


正直、まだ半信半疑です。


多くの医療従事者の方から、自由診療=嘘・詐欺。というアドバイスを頂きます。


ですが、今回の選択が、仮にそうだったとしても、父の人生ですし、私たちも同意してのコトなので、一つ勉強できるかなと処理しようと考えています。



余命が確定していて、治療はケモのみ。という方にとっては、気になる情報だと思いますので、治療効果は改めて共有させて頂きますね。


ちなみに、、あるクリニックに疑問を抱いた理由は以下の3点です。


・営業電話があった。(クロージング担当営業の存在)

・免疫療法のアプローチがNK細胞療法のみ。

・発信内容が自クリニックの正当化に偏る。


正常な精神状態でしたので、冷静に上記内容を判断する事ができました。






癌治療:免疫治療の併用検討を再開

現在、勉強・検討中は以下。 (-_-;)


 1)免疫細胞療法:免疫細胞や癌細胞の様子を見て薬をチョイス

 2)食事制限による免疫up

 3)温熱(加温)療法:HSPを増やす

 4)光免疫療法:これはTV放映されたので難しいかな・・・。


費用感も様々で、自分で出来る事もあります。


ざっと方針としては・・・

1)免疫細胞療法

色々と調べてみると特定の免疫細胞だけではダメ説もある。専門的な領域は素人には理解不能なので、複数のクリニックに行って話しを聞いてみる。


2)食事制限療法

書籍を読み漁り、酵素を紹介で使いすぎないように。それと炭水化物(ブドウ糖)を摂取しないように。という方針でしたが免疫細胞にもブドウ糖は必要だし、以下のとおり、最近は諸説ありそう・・・。炭水化物は控えめに、空腹時間は作るようにしてみる事にする。

https://news.mit.edu/2016/how-cancer-cells-fuel-their-growth-0307


3)温熱(加温)療法

HSP(ヒートテックショックプロテイン)という、加温によるストレスによって増えるタンパク質の一種だそうで、免疫力にプラスの作用が働く事が証明されているようです。


日々の入浴でも実施できるそうです。

👇


40℃で20分、41℃で15分、42℃で10分。


平熱が一定の人は、週2日程度でOKだそうです。
平熱が36℃を下回る方は、2週間連続で試すと効果的と言われています。

詳しくは、以下のサイトを参考にしてみてください! (^_^)/


https://www.youko-itoh-hsp.com/hsp%E3%81%A8%E3%81%AF/hsp%E5%85%A5%E6%B5%B4%E6%B3%95/


色々な情報があるので、何を信じたら良いかわからないですが

信用できる人からの情報を軸に自ら学び、実際に会って話を聞いて学ばせてもらい

最後は、自分(父)が後悔しない選択を信じて進むのみ!!