12/15 【検査結果】

検査結果は、転院時(前の病院のデータ)と同じく以下。


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・病院:国立の某癌センター 
・診断結果:手術適応外 
・余命:2~3ヵ月 
・ステージ:Ⅳ 
・延命:2年(抗癌剤治療) 
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主治医のDrとのやり取りは、以下な感じでした。


 Dr.「現代の医療治術では、根治は不可能。」 
   「抗がん剤治療による延命しかない。」


 私 「自由診療でも効果的な施術はないのでしょうか?
    腹腔内化学療法とか、どうなんでしょうか?」


 Dr.「ネットで書かれている事を鵜呑みにしないでくださいね。当院は、国が認めた保険適用の治療をベストと思って患者さんに提案しているの」


 私 「セカンドオピニオンは受けたいので、必要資料は提供していただけますか?」


 Dr.「もちろん出しますが、治療する病院はどこにするか決めてください。すぐにでも治療しないと、非常に危険な状態です」  



と、なんというか微妙な空気に。。。

整理すると

 ・国が指定しているガイドラインありきで判断している点 

 ・金儲け主義の輩が多いので、鵜呑みにしないように 

 ・癌の症例や患者さんを相当数見ていると思われるので、型を持たれている。


こんな感じです。

本人は、まだ生きたい意思が明確なため
私自身も、親孝行と言えることは
何もしてないので固めた方針は以下。

 ● まずは、国立某癌センターで治療を行う。

 ● 滋賀の病院で、セカンドオピニオンを受ける。
  この結果次第で、今後を再度検討する。

絶対に諦めないぞ!

12/8 【癌と診断されるまで】

弟から連絡が入り、 

父(72歳・糖尿・高血圧)が
「虫垂癌」原発巣の「腹膜播種」という診断を受ける。

ざっと内容は以下。

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・病院:国立の某癌研究センター
・原発巣:虫垂癌(大腸がん) 
・診断結果:手術適応外 
・余命:2~3ヵ月 
・ステージ:Ⅳ 
・延命:2年(抗癌剤治療)
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実は、父はTS大学●川病院にずっと通っていました。 
胃と腸の間にポリープがあり、癌化しないか? 
定期的に確認していきましょう。という方針で通っていました。


大腸検査はやっていましたが、ググってみれば情報はありますが
虫垂癌って発見が遅れるんですよね。


腹痛の症状が出始め、2回ほどTS大学●川病院で検査を行ったのですが
原因がつかめず「もう少し検査をさせてください」と言われ
さすがに、これはダメだという事で


国立の某癌研究センターに紹介状を書いてもらい
TS大学●川病院のデータを基に診察を受けて

すぐに、診断ができました・・・。

「実際は検査しないと何とも言えないけど、腹膜播種の影が見える」
(おい!まじかよ。。。TS大学●川病院は分からなかったって事?)


との事で、父は翌日すぐに検査入院。

その頃の(虫垂癌)症状

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・下腹部に痛み
・夜中に寝返りしても痛みが生じる
・便をする際も痛みが伴う
・食欲はある(傍から見ると極めて元気)
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こんな感じです。

もっと早くに、他で検査をしていれば・・・。 

という後悔が感情を覆いましたが、後悔しても仕方ないんですよね。。。

Googleで「腹膜播種」「末期癌」などなど検索をして
基礎知識を蓄え、保険適用外の治療なども具体的に調べまくる。

調査した結果、理解したことは以下。

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 1)腹膜播種は、抗癌剤治療の効果が得難い
   ⇒ 細い血管しかない為。

 2)外科的処置(オペ)は、対象外になる事が一般的
   ⇒ 医師曰く、国が指定したガイドラインがある

 3)自由診療について
  ・腹腔内に、直接抗癌剤を投与する方法(1回15万円~)
  ・NK細胞療法という治療方法(6ヵ月約200万円)

 4)国内に数名だが、果敢にオペを選択する医師も存在する
    ⇒ 医師によっては無謀・金儲け主義という人もいる

 5)海外では500超の医療機関が手術適用と定義している
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今後の方針としては、以下の二択。

 選択1)国立の某癌研究センターで抗癌剤治療を行う。
   
根治は出来ない。けど治療を続けるべきなのか?

 選択2)セカンドオピニオンを受けて、再度判断をする。
   滋賀の名医と呼ばれている人に予約をしてみる。

  

いずれにしても、まずは国立の某癌研究センターにお世話になり、詳細検査を行った後に考える事に。