【3月18日】初戦敗退も、、、TV中継にも息子の姿が映る。虫垂癌・腹膜播種 ステージⅣとの闘い

父の容態

いつ、息を引き取ってもおかしくない。というのが、訪問医師のコメントでした。こちらの投げかけに、なんとか目を動かして頷く事は出来る状況です。電話での会話はできません。

TV中継に息子が

甲子園・高校野球が大好きだった父。息子は、外野ノッカーの大役を仰せつかり、スタンドでの応援でしたが、TV中継にしっかりと写っていました。

奇跡です。大好きだった高校野球・甲子園、寿命もあとわずかという中での、甲子園出場。訳あって息子はメンバーには入っていませんが、そんな事はどうでも良かったのです。

末期がんの恐ろしさ

食欲を奪い、栄養失調・脱水症状となります。父の場合、最後の2ヶ月で一気にきました。なので、もしいま、癌と闘っている方、親族の闘病をサポートされている方がいましたら、それまでが勝負です。逆に、それまでは絶対に諦めないでください。

父の寿命まで、あと【6日】。

【10月上旬】腹水が目立つようになってきました。(余命「3ヶ月」の宣告を受けてから11ヶ月後)

10月上旬、腹水が目立ってきました。
胃の圧迫感に耐えられないとの事で、遂に腹水を抜くことに。。。

事前にネットで調べていた限りでは、腹水を抜くと一気に体調が悪くなるという記事や、闘病日記を確認していたので、新年を迎える事が私の目標となりました。

北海道の寮から帰省する、私の長男と元気なうちに会わせておきたい!

CARTという、自分の腹水を濾過濃縮して戻す方法もあるそうですが、苦しさに耐えられない様子だったので、免疫療法でお世話になっているクリニックで腹水を抜いてもらいました。

以降、2~3週間に1回の頻度で、12月までの間、腹水を抜くことになります。

腹水を抜くようになった時期から、食べられない日が徐々に増えてきました。具体的には、お蕎麦なども半分程度が精一杯。


腹水を抜くと、血液検査で著しく数値に現れるのが、次の3つです。

・タンパク質が異常に減ります。
・細菌免疫の主役である「好中球」も下がり、免疫力が低下します。
・血中酸素濃度も低下します。

平たくいえば、身体全体が弱ってきます。

腹水を抜いた後は「アルブミン」を点滴で補充しますが、やはり人工的につくられたタンパク質では不十分なのかな。。。

12月にCARTによる治療を検討しましたが、3日間の入院が必要との事で
父が拒んだ為、選択をしませんでした。

読者の皆さんに一つアドバイスができるとすれば、腹水が貯まる前に
いつでもCARTを利用できる体制を整えておいた方が良いかもしれません。

今となっては、CARTを選択した方が良かったのでは?という後悔もあります。

資金がショート。9月17日

(※バタバタしていて、更新できなかったのでポイントだけ更新します)

2月末~9月までの間、月2回ほど某免疫療法のクリニックに通院していましたが、遂に資金がショート。

腫瘍マーカーが下がってきていたので非常に残念。

ちなみに費用は、投与する薬によって上下動するのですが
ざっくり10~50万円/月です。

毎月、恐々としてお会計の時間を迎えていましたが
遂に資金ショートです。

・癌細胞側の状況
・癌を駆逐する健常な細胞の状況

を探りながら治療を実施していた途中でしたが、
残念ですが継続が困難になってしまいました。


NK細胞療法、ビタミンCなど、特定の投与薬に絞った方が良かったのか?
狙う領域を探る治療方針で本当に良かったのか?


ケモを止めて、ここまで元気に食事もできている事は
免疫療法のお陰なのか?


今となっては、わからなくなってきました。。。


ちなみに、以下は、毎日父がお世話になっている「温熱器」です。

温熱器
実物の写真がなかったので・・・

大変お世話になっている方から、頂戴しました。
感謝で頭があがりません。

がん細胞は42.5℃で死滅すると言われています。

温熱器だけでなく、41℃の湯船に浸かる→出てスグに保温する。

というのも、癌を患った方に限ったことではなく

身体に良いようです。

ケモ(化学療法)を止めました。

前回の腫瘍と腹水の増悪。という結果を受け

効果と副作用のトレードオフの関係を考慮して「止める!」という

判断となりました。


お世話になりました、築地の癌研には『緩和ケア』の体制を紹介して頂き

今後は、免疫療法1本に絞ります。

免疫療法1本と言っても、少量の抗がん剤は利用するので
副作用を最小限にし抑えて、人間が持つ免疫力で癌細胞と付き合っていきます。


ケモを止めているので、食欲や口内炎、声などの副作用はなく
現在は、手足の指の痺れだけが残っています。


● 2021年1月5日:328にまで上昇

● 4月16日:130まで低下

● 5月7日:37まで低下!!

● 6月4日:「29.8」まで低下!!!

● 7月30日:「17.7」まで低下!!!


その他も、

CEA → 1.5
CA19-9 → 5

と、数値上は平常値です。

あとは、癌の症状に効果・作用が働いてくれる事を祈るのみ!


しかし、毎度毎度、お世話になっている某クリニックは生きる希望をもらえる!と
父も元気になります。

生きる気力が一番大切ですからね。


末期がん患者さんの希望になれるように、動きがありましたら
改めて発信していきますね。



6月11日のケモを再びスキップ

ケモの副作用によって、抜歯が必要になり。
その影響から今回もスキップ。

副作用で残っているのは

 1)足の浮腫
 2)手足の指の痺れ

以上です。

口内炎は、ほぼ完治しており食事は元気に摂れる状況。


今後の治療方針は、

 ● CTで、これまでの治療結果を確認。

 ● 結果次第で、ケモの再開を協議。


免疫療法でお世話になっているK先生から、またもや嬉しいメールが!!!

父の腫瘍マーカー(CA125)の数が


● 1月5日:328にまで上昇

● 4月16日:130まで低下

● 5月7日:37まで低下!!

● 6月4日:「29.8」まで低下!!!


(*^▽^)/


腫瘍マーカーの数値減少が、癌腫瘍の減退ではないと理解していますが、モチベーションは上がりますね。


今週のCTの結果が、良い方向に動いている事を祈ります。


血便と副作用・・そして、原発巣が誤診かも!?

化学療法の薬を変えてから、副作用が酷い・・・。

との事。

口内炎の他、今までにない副作用は以下


1)扁桃腺の痛み

2)肛門の痛み&出血

3)足首のむくみ

ケモの履歴は ↓


また、免疫療法のK先生から

「原発巣は、虫垂癌ではないかも!?」

とのメールが。


次回の診察で、詳細を確認する事になりました。


改めて、共有しますね。

ではでは。

腫瘍マーカーの結果・・・。


免疫療法でお世話になっているK先生から嬉しいメールが!!!

父の腫瘍マーカー(CA125)の数値が


● 1月5日:328にまで上昇

● 4月16日:130まで低下

と、ここまで良かったのですが

なんと、

● 5月7日:「37」まで低下!!!

(*^▽^)/

虫垂癌でCA125が上昇していることは珍しいらしく

原発巣は虫垂癌じゃないかも?との事でした。

ケモでお世話になっている築地では、腫瘍マーカーの検査は実施しないので、ちょっとでも勇気づけられる数値が得られたのは、本当にモチベーションがあがります。

免疫療法のK先生!

いつも有難うございます!!

某クリニックにて免疫療法の診察 4月17日 

いつも超絶勇気づけてくれるK先生。


今回から、いよいよ治療方針を絞るために
免疫治療を開始。


免疫治療の場合、一般的ながん治療中とはちょっと異なる血液検査を行います。


また、細胞の働きを理解する必要があるようで

アプローチ方法としては、そもそも人間の体には、癌細胞をやっつける機能が備わっているので、正常に働けるように「バランス」を取り戻すための治療となります。



 ① 癌を『認識』する
 ② 癌を『攻撃』する



といった健常者の体内では「普通に機能」している状態が


 ③ 癌の『認識機能』を“劣化”させる
 ④ 癌細胞の『増殖や転移』を“活性”させる
 ⑤ 癌に対する『免疫細胞の働き』を“制御”
 ⑥ 癌細胞の成長に必要な血管をつくる



以上のような、癌細胞側の働きに負けてしまい「癌細胞を抑える力」が正常に働かなくなっている。そうです。

父の場合、癌細胞への攻撃力はあるようなので


 ⑤ の対策 からスタートして


状況次第で


  ③ ⇒ ①


で、実施する事になりそうです。(仮)


ケモに関しては<継続>です。


理由は、副作用が軽度で食事も出来ているからです。


「築地 がん研」主治医の先生からは


血液検査結果は「なぜか良い」


との事だでした・・・  (℃_゚)…ン!?


前進していると信じて、引き続きサポートしていきます!


最後に、今回すごく安心したのは
エコーで虫垂などを確認して頂いたコトです。



お腹がチクチクすると、腸閉塞を気にしてたようで
「確実な事は言えないけど、健常者に近い動きをしている」とのコトで一安心!

免疫治療診察 からの 築地の国立がん研で診察→ケモ

3月24日10時・・・渋谷区内にある某クリニック


某クリニックのK先生曰く

ケモ3ヵ月目で、食欲・血色など「超人レベルの元気さ」
との事でした。(⌒▽⌒)

血液検査の詳細結果では、細かい事は分からないのですが
簡単に言うと


 ・癌を「検知する機能」は ◎
 ・癌を「攻撃する機能」は △


との事でした。


2週間に1回、実施しているケモ前の血液検査ですが
なぜか腫瘍マーカーが項目に存在しないため

K先生も治療進捗の指標が無く、腹水も貯まっている様子がないため、今回は「静観」との事でした。


今後、腫瘍マーカーは定期的に確認したい。

との事で血液を採取して終了。



4月の第1週にCTがあるため
結果次第で4月から免疫治療に着手かなぁ。


その後、私は仕事のため、一度会社に戻り
必要な業務を済ませた後に築地へ。


診察前の血液検査で、腫瘍マーカーの依頼を行い診察へ。


血液検査の項目には、腫瘍マーカーが反映されず・・・
手元の紙で入手できなかった・・・。

ヽ(´Д`;)ノ



築地の主治医の先生曰く、

腫瘍マーカーではケモの効果は計れないとの事・・・。

忙しいのか?

勝手に腫瘍マーカーを依頼したからなのか???


いつもより、サバサバと診察が終了。 

余計な事をしてしまったか?


不安・・・ (T⌓T)


来週、ケモの効果がすこしでもありますように。


そして、免疫治療が開始できますように!


癌の免疫療法でお世話になるクリニックを決めてきました。(自由診療)

渋谷区の某クリニックに決めてきました。


父の意志次第ですが、暫くはケモとの並行となります。

NK細胞免疫療法を中心に検討していましたが、あるクリニックに疑問を抱き、素人なりに調べて、いくつかのクリニックに直接メールをして


「ここが良いかな」と思ったクリニックに、私が代理で訪問し無料相談を受けさせてもらいました。



決めた理由は以下です。


1)「癌との向き合い方」を、とても分かりやすく説明して頂けた。

2)「病体」と戦わず「癌と免疫」の細胞バランスを考慮した治療方針

3)時間・経験と共に成功率が↗(マイナス事例も正直に共有)

4)患者の立場で治療方針を決めていく。という進め方。


私が説明をうけた、その場で父に電話をし、次回のケモや諸々の都合を考慮して、翌日に来てもらいました。



どこのクリニックでも

 ・患者さん個々の状態で効果のある・なしは当然です。

 ・「残念ですがダメでしたね。患者さんによって効果は異なりますので」と伝えて終わり。でも仕方がないと思います。



今回、決定したクリニックの先生は

当然ながら効果を得られなかった結果・経験も持たれていますが


個々の状態で「効果が出なかった」ケース毎の原因を調べて・実際に試してみて、経験を積み重ね、成功率を少しずつ高めている。とのコトでした。


実際のところは、まだ分かりません。


正直、まだ半信半疑です。


多くの医療従事者の方から、自由診療=嘘・詐欺。というアドバイスを頂きます。


ですが、今回の選択が、仮にそうだったとしても、父の人生ですし、私たちも同意してのコトなので、一つ勉強できるかなと処理しようと考えています。



余命が確定していて、治療はケモのみ。という方にとっては、気になる情報だと思いますので、治療効果は改めて共有させて頂きますね。


ちなみに、、あるクリニックに疑問を抱いた理由は以下の3点です。


・営業電話があった。(クロージング担当営業の存在)

・免疫療法のアプローチがNK細胞療法のみ。

・発信内容が自クリニックの正当化に偏る。


正常な精神状態でしたので、冷静に上記内容を判断する事ができました。