本日は、いよいよこの先を分ける「腹腔鏡検査」。
9時~10時30分までの予定。
10時34分に弟から電話が入る。
弟「ほぼ時間通りにオペ室から出てきた。」
「雰囲気的に良くない感じがする・・・。」
国立某癌研究センターの主治医Y氏の
「可能性を追う事が信じられない」という発信が頭をよぎる。
しばらくして、主治医のM先生と現地の弟とスピーカーで電話会談。
M先生「思った以上に広がっています」
「小腸にも転移していたので適用外です」
事前の説明で、小腸に転移していなければ適応になる可能性が高い。との事だったので
小腸への転移だけは・・・
と願っていましたが 待ち受けていたのは、最後通告でした。。
数分後、弟から電話。
今後、地元でお世話になる病院の協議をするも
フワフワしていて地に足がついていない様子、声も死んでいる。。。
「I歯科大で、定期健診していた際に、なんで気づけなかったんだ?」
などなど
昔のことを悔いても、何も目の前の「現実」は変わらない。
困ったのは、主治医を都内・千葉で探さなければならない。という事・・・。
はじめまして。夫が虫垂癌からの腹膜播種で闘病一年半ほどになるものです。
大量の水様腹水から腹膜播種が発覚し、地元大学病院で原因が分からず、国がん中央病院へ。中央病院のI先生より、多臓器に転移がないので虫垂癌からの腹膜偽粘液腫だろうとのことで、大阪の岸和田徳○会病院か新宿の国立国際医療研究○ンター病院のG先生に診ていただくように言われました。
治るのか?と期待して新宿へ行きましたが、腹膜偽粘液腫といっても水様腹水の場合は悪性度が高く根治は難しいとの事。
この病院へ行きついたときには、毎週3リットルずつの腹水を抜いてもらっていたほどだったので、2週間後には症状緩和の為の姑息的手術で原発の虫垂と大網の一部を切除。現在抗がん剤治療を受けています。
中央病院では初診の医師(希少がんの専門)には、もう手術はできないので・・・と、言われましたが、次の消化管内科の先生に他院を勧められ助かりました。手術を受けてから一度も腹水を抜いていません。手術を受けられなかったらと思うとぞっとします。
夫は腹痛は全くなく(現在も)こまかい病状が違うと思いますが、国立国際は虫垂癌の方がたくさん集まってきていて経験豊富です。
姑息的切除だけでも信じられないほど元気に過ごせて仕事も普通にしています。
ただ姑息的・・・といっても30センチくらいお腹をたてに切るので大学病院やがんセンターでもできない手術だと言っていました。
根治が望めるかどうかは、やはり小腸の播種。夫は根治を望んだため、初めは「手術の時に確認しますね。」と言ってくださいました。お腹を開けた結果はやはりNG。
抗がん剤もよく効きますが効果が長くは続かないので切り替えてなんとか頑張っています。(腹腔内の投与はやっていません)
根治を目指す、大掛かりな完全切除とハイペックは予約が数か月待ちのようです。
たつきママさん
コメントありがとうございます!はじめまして。
虫垂癌⇒腹膜播種との事で、私の父と全く同じですね。。。
姑息的手術というのがあるのは知りませんでした!有難うございます。今のところ腹水は少量で痛みもほとんど消えている状態です。
私も大阪・新宿の病院も候補として考えていましたが、最終的には滋賀の草津総合病院にお世話になりました。
小腸まで転移しており、残念ながら手術適応外でした。
ただ、少しの時間でも前向きに希望を持てたこと、そして今後の治療方針を絞れたことは良かったです。個人的には父と幸せな時間を過ごせたのは感謝でした。
今後は、元々ケモで通院していた、有●癌研究センターに
「先生の診断どおり手術適応外でした。再度診てくれないですか?」と電話をしたところ「他院への紹介状を書きます」とあっさり言われたので(汗)
築地の某がん研究センターで、抗癌剤治療を進めながら
自由診療なのでハードルが高いですが、NK免疫療法の併用を検討中です。